
私たちが体の不調を感じるとき、多くの人はまず「医学的な原因」を探します。
もちろん、身体の不調の原因は、感染や疲労、生活習慣などがありますが、近年では、感情やストレス、思考パターンといった要因も、私たちの健康に直接影響することがわかっています。
この「心と体の相互作用」は、スピリチュアルな界隈で語られる“チャクラ”の概念とも深く重なる部分があります。
チャクラとは、インドの古代宗教・哲学(ヒンドゥー教、ヨーガ、タントラ)の中で発展した概念で、身体の中心軸に沿って存在するとされるエネルギーセンターのことです。
チャクラは目に見える臓器のようなものではなく、心・体・魂のバランスを示す象徴的なポイントとして扱われています。
チャクラという概念は、本来は宗教哲学・修行体系として扱われていましたが、19〜20世紀にインド哲学が欧米へ渡り、伝統をベースにしながらも、本来とは異なった目的でも扱われています。
現代チャクラの概念では、心の働きや精神の状態、自己理解を深めることを目的として扱うことをしますので、ここでもそのような用途で利用します。

私たちの身体に現れる不調は、心の状態・潜在意識・魂のテーマと深く結びついていると考えられています。
そして、どのチャクラに負荷がかかっているかによって身体の症状に特徴があるとされ、そこに注目すると「いま自分がどんなテーマに向き合っているのか」を読み解くことができます。
チャクラ対応で整理すると、エネルギーの滞り・魂のテーマ・心の課題が見えてきますので、身体からのメッセージ、自分の内側を知るひとつの手がかりとしてご活用ください。
この記事では、第1〜第7チャクラのテーマと代表的な症状、その背景にある心と魂のメッセージを解説します。
チャクラ別・症状とスピリチュアルな意味
❤️第1チャクラ(ルートチャクラ)
【位 置】尾てい骨・脚・足・骨盤の下部
【テーマ】生存・安全・安定・お金・現実とのつながり・自律神経の基盤
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 腰痛・坐骨神経痛(ストレスによる筋緊張) | 経済的不安、将来への恐れ、地に足がついていない。 |
| 脚の痛み・しびれ | 前進への恐れ、人生の方向性への迷い。 |
| 貧血・血流の滞り | エネルギーの欠乏、現実感の喪失。 |
| 免疫低下・慢性的な疲れ | 自分を守る力が弱まっている、安心できない環境。 |
| 便秘・肛門の不調・腸の不調(自律神経の乱れ) | 執着、変化への抵抗、手放せない過去。 |
【スピリチュアルな意味】
生存への不安、経済的ストレス、将来への恐れなど、“根っこの安心感” が揺らいでいるサイン。
第1チャクラは、私たちが地に足をつけ、現実を生きるための基盤を司ります。
ここが弱ると、「不安」「恐れ」「存在の揺らぎ」が身体に表れます。
「お金の不安」「将来への恐れ」「人生の方向性への迷い」が根底にあることが多く、“現実にしっかりと根を下ろすこと” が求められているサインといわれます。
メッセージ「この地上で安全に生きることを、自分自身に許可してください」
🧡第2チャクラ(スヴァディシュターナ)
【位 置】下腹部・子宮・膀胱・腰
【テーマ】感情・創造性・快楽・人間関係・親密さ・性・女性性・ホルモン・泌尿器系
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 生理痛・PMS・婦人科系のトラブル(ホルモンバランス) | 女性性の否定、感情の抑圧、自己価値の欠如。 |
| 膀胱炎・腎機能の低下 | 恐れや不信、感情の流れが滞っている。 |
| 性機能障害 | 親密さへの恐れ、罪悪感、拒絶の記憶。 |
| 下腹部の痛み・重さ | 抑圧した感情、創造性のブロック。 |
【スピリチュアルな意味】
感情の我慢、自己否定、親密さへの恐れ。“感じることの許可” がテーマ。
第2チャクラは「感じる力」と深くつながっています。
感情の抑圧や自己否定が続くと、下腹部の不調として現れやすくなります。
「感情を我慢している」「女性性(柔らかさ・受容)を拒絶している」など、心の深い部分での “自己受容” がテーマになっている時期です。
メッセージ「感じること、愛することを恐れないでください。心配しすぎないで」
💛第3チャクラ(ソーラープレクサス)
【位 置】みぞおち・胃・肝臓・膵臓
【テーマ】自己価値・意思力・行動力・パワー・自尊心・自信
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 胃痛・胃炎・消化不良 | 自己否定、他人の期待を飲み込みすぎ。 |
| 肝臓の不調(ストレスや生活習慣) | 怒り・不満の蓄積、自己評価の低さ。 |
| 糖尿病 | 愛を受け取れない、甘えの欠如、コントロール欲。 |
| 胆石 | 固執、頑固さ、感情の消化不良。 |
【スピリチュアルな意味】
「自分は十分ではない」という思い込み、過剰な責任、他者からの評価プレッシャー。
「自分を信じられない」「他人の期待を飲み込みすぎている」状態。“自分の力を信じる” 学びが進行中。
第3チャクラは「自分をどう扱っているか」がそのまま表れます。
他人からの評価を気にしすぎていたり、自己否定が続くと、胃まわりに反応が出ます。
“自分の人生を生きる” と決めることが癒しの一歩となります。
メッセージ「自分の力を信じ、自分の人生を創造してください」
💚第4チャクラ(ハートチャクラ)
【位 置】胸・心臓・肺・肩
【テーマ】愛・調和・許し・共感・バランス
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 心臓の不調・心臓病・動悸・息苦しさ | 愛を与えること・受け取ることへの恐れ。 |
| 呼吸が浅い・肺の不調 | 悲しみ・喪失・閉じた心。 |
| 肩こり・背中の緊張 | 他人を背負いすぎる、義務感、愛の重荷。 |
| 胸の圧迫感や痛み | 自己愛の欠如、感情の抑圧。 |
【スピリチュアルな意味】
過去の傷、失恋、喪失の痛み、自己愛の欠如。“愛の循環” の再構築が求められている状態。
誰かを許せない、自分を愛せない、傷つくのが怖い、と感じています。
胸・心臓にあらわれる症状は、ほとんどが「愛」に関する気づきを促します。
愛の受け取り拒否、喪失の痛み、過去の傷が大きく関係し、”愛の循環” を取り戻すタイミングに来ていることを示しています。
メッセージ「あなたはそのままで、愛で満たされています。すべての存在を愛することが可能です」
🩵第5チャクラ(スロートチャクラ)
【位 置】喉・甲状腺・首・口
【テーマ】自己表現・真実・対話・コミュニケーション
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 喉の痛み(免疫低下・炎症)・声の不調 | 言いたいことを我慢している。 |
| 甲状腺の不調・トラブル | 自己表現の抑圧、評価への恐れ。 |
| 首のこり(心理的緊張) | 柔軟性の欠如、意見の衝突。 |
| 口内炎 | 言葉への後悔、抑えた感情。 |
【スピリチュアルな意味】
本音を言えない、言いたいのに飲み込む、どう思われるかが怖い。“自己表現の回復” がテーマ。
喉に出る不調は「本音を飲み込んでいる」サイン。
自分の声を抑え込むほど、首〜喉にエネルギーが停滞します。
我慢、遠慮、本音を見せる怖さを抱えているため、”本当の自分の声を取り戻す” 必要があります。
メッセージ「あなたは真実を恐れずに語り、ありのままを表現しても大丈夫です」
💙第6チャクラ(サードアイチャクラ)
【位 置】眉間・額・目・脳
【テーマ】直感・洞察・知恵・真実・ビジョン・意識の明晰性
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 頭痛・偏頭痛 | 思考過多、直感のブロック、真実を見たくない。 |
| 目の疲れ・不調・視力の低下 | 現実を受け入れられない、未来への不安。 |
| 不眠 | 頭が休まらない、コントロールを手放せない。 |
| めまい | 混乱、方向性の喪失。 |
【スピリチュアルな意味】
真実を見たくない、未来への恐れ、混乱が背景。“直感の声” を聞く準備が必要なサイン。
頭の症状は、思考と直感のバランス崩壊を示すことが多いです。
考えすぎる、未来を心配しすぎる時期に反応が起こります。
未来への不安、過度な思考、直感の遮断などに気づき、「本当の答えは外にある」という幻想を手放すことがテーマです。
メッセージ「本当のあなたは内なる直感とつながっていて、真実を見抜くことができます」
💜第7チャクラ(クラウンチャクラ)
【位 置】頭頂部・脳・神経系
【テーマ】霊性・意識・信頼・宇宙とのつながり・高次意識
| 身体的症状 | スピリチュアルな意味・心のテーマ |
|---|---|
| 慢性疲労・虚脱感 | 宇宙との断絶、目的意識の喪失。 |
| 鬱・無気力 | 内なる光を見失っている、信頼の欠如。 |
| 神経過敏・不安・情緒不安定 | 高次のエネルギーとの不調和、エゴの混乱。 |
| 脳の過緊張による頭重感 | スピリチュアルなエネルギーが統合できていない。 |
【スピリチュアルな意味】
孤独感、目的の喪失、高次とのつながりの弱まり。“人生の方向性の再設定” が促されている段階。
クラウンチャクラは、魂と宇宙のエネルギーをつなぐ最もスピリチュアルな領域。
ここが滞ると、人生の目的が見えなくなったり、精神的な疲れとして現れます。
宇宙(大いなるもの)への不信、孤独感、目的の喪失など、深いレベルでの”つながりの再構築”がテーマです。
メッセージ「あなたは宇宙とひとつであり、すべての経験はあなたを成長へ導いてくれます」
まとめ:症状は魂からのメッセージ
チャクラは「目に見える器官」ではないため医療的な科学モデルではありませんが、心の状態を整理するマップとして見ると分かりやすくなります。
身体に現れる不調は敵なのではなく、あなたの魂が「今ここに気づいてほしい」と送っているサイン、メッセージです。
チャクラごとにテーマがあり、その部位に症状が集中するのは、あなたが成長のステージにいる証拠でもあります。
症状がどのチャクラ領域に現れているかを意識すると、心と魂の成長テーマ が見えてきます。
下位チャクラ(第1〜第3)→ 現実・行動・生存・自己肯定感・自尊心
中位チャクラ(第4〜第5)→ 愛・人間関係・表現・調和
上位チャクラ(第6〜第7)→ 意識・直感・霊性・信頼・意識の進化
症状をきっかけに、自分の内側に丁寧に向き合うことで、心も身体もスピリチュアルなレベルでも整っていきます。
身体に現れる不調を切り離して考えるのではなく、医学的ケア+内面のケアの両方から捉えることで、本質的な癒しが始まります。